情報法制学会 通信政策セミナー The Fourで問う、デジタル複合寡占を生き抜く方法

ニューヨーク大学スターン校のスコット・ギャロウェイ教授が2017年10月2日に上梓した未邦訳の The Four:The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook and Google が、早くも情報法制学会通信政策セミナーで取り上げられます。本日から聴講受付開始です。




The Four:The Hidden DNA of Amazon, Apple, Facebook and Google はUSA TODAY BEST-SELLING BOOKSやThe New York Times Best Sellersに選ばれ、MIT Technoligy ReviewのBest Tech Books of 2017で2017年を代表する9冊のひとつにも選出された注目のビジネス書です。

今日、あらゆることをGoogleで検索し、Appleの高価なガジェットを愛で、Facebookに思いを書き留め、Amazonで書籍から日用品に至るまで手配することが当たり前になっています。GAFAとも呼ばれるこれらITの巨人達が国家の枠組みを超え、パーソナルデータを吸い上げ、インターネットに接続した人々を支配している世界に私たちは住んでいるとも言えます。しかし、The Fourの各社がどのようにしてこうしたサービスを実現しているのか、こうしたサービスを私たちが好むことによって社会がどのように変化していくのか、多くの場合、私たちは無自覚です。

ギャロウェイ教授はマーケティングの立場からThe FourでこれらITの巨人達の戦略を解き明かそうと意欲的に取り組まれています。

本セミナーではまず第一部でThe Fourが取り上げたITの巨人各社を技術の立場から書籍では触れられていないシステムアーキテクチャのレベルから解説し、その途方もないスケール感に迫ります。さらに第二部では巨大なThe Fourが支配する世界に5番目の支配者が加わることはあるのか、加わるとしたら、それはどこから現れるのか、複合寡占が進行する市場で生き抜くために今取り組むべきことは何か、について、法律、金融、メディア、技術の各分野の第一人者が迫ります。


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