以下、完全版本文より抜粋
インターネットに国境はない、世界はフラットになった、といった無責任なスローガンを信じる読者は本稿など読んでいないだろう。中国の金盾を筆頭にいまや法域ごとにインターネットは分断[i]されているし、米国NSAや英国GCHQなどの政府機関は国内法を根拠に外国通信傍受を盛んに行なっている。(中略) 2012年に開催された世界国際電気通信会議、ITR改定を取り扱う。WCITはコンセンサス重視の運営がなされ全会一致を伝統としていたが、WCIT-12においてはWCIT史上初の多数決が実施されITRの大幅改定が行われた。)署名国と非署名国に分かれた日に牧歌的インターネットの時代は終わりを告げている。
ご一読いただければ幸いです。
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